【1976年】フィーリング ハイ・ファイ・セット
~一夜の「罪の正当化」

あの一曲をトーク 1976年 12月 ハイ・ファイ・セット 師匠 リョウ かおり

目次
  1. フィーリング
  2. もうひとつのダンス
この当時「フィーリング」といえば「プロポーズ大作戦」の「フィーリングカップル5vs5」とか言い出すととたんにオッサン臭くなるわけですが、これは言い得て納得。感覚で相手を決めるってことだから、感覚で決めて、後から深い関係になりましょうってことよね。

そんなフィーリングなお酒を作ってみましょう。アメリカーノじゃ甘すぎそうなのでドライベルモットで、少し苦みを。あとからアペロールな柑橘系の甘みって感じかしら。
・ドライベルモット
・アペロール
・ジン
・オレンジビターズ
・少しレモンピール
こんな感じで。

木曜日のタマネギ - 楽曲検索:フィーリング ハイ・ファイ・セット
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フィーリング


師匠
原曲はブラジルのMorris Albert氏。ビルボードチャートでも上位を獲得して世界的なヒットになる。西城秀樹さんもアルバムで原曲のまま歌ってるね。
ただ、後に盗作疑惑があったり少し波乱万丈な曲。

フィーリング (Single Version)
ハイ・ファイ・セット
1976/12/1 1536708570

発売:1976年12月
「フィーリング」ハイ・ファイ・セット
作詞:なかにし礼
作曲:モーリス アルバート
編曲:田辺信一
かおり
コーラスが気持ちいいのよ、明らかに禁断の恋を歌ってて「あなたと私が 美しければ それでいい」って、まぁ、男と女の汚いところは見えちゃうんだけどね。
リョウ
あはは、確かにそうなってるね。原曲はどうか聴いてみようか。
完璧な別れの曲だよね
「涙が頬をつたって落ちてゆく 愛する気持ちを忘れようとしている」
「感情はまるで君を失ったことがないかのように そして感情はまるで二度と君を手に入れられないかのように」こんな訳ができるかもだ。

Feelings
モーリス・アルバート
1975/1/1 (4:59) 305921542

かおり
そうか、忘れようとして涙を流してる男側の弱さが見えるけど、日本語版のなかにし礼さんはそれをオトナの許されない恋に昇華させてる感じ。昼ドラの雰囲気がぷんぷんする。
師匠
「愛はひとときの その場かぎりの まぼろしなの」だもんな。曲がきれいなだけに、禁断の恋で気持ちよく盛り上がってくる感じが包みこまれているよな。
女々しくすら感じる原曲から、一夜の「罪の正当化」妖しい光りすら纏う。

もうひとつのダンス


リョウ
B面はさ、ベスト盤にもアルバムにも収録されていなくて配信されていないんで確認してほしいんだけど、これがまたいいんだよ。
「もうひとつのダンス」ハイ・ファイ・セット 
作詞:大川茂
作曲:山本俊彦
編曲:三保敬太郎
師匠
コーラスグループとしてのハイ・ファイ・セットがいかんなく発揮されている曲だよな。簡単に聞けないからこそ紹介したいってもんだ。
かおり
ちょっとA面の続き感があるよね。あの燃え上がった夜のあと、まさかあの時のお相手を「白いドレスの向こう」に見つけるのよ。昼ドラの続きじゃないの。
リョウ
ははは。たしかに白いドレスって段階でお相手は「人生の正しいレールに乗っている」ってことだよな。白いドレスのお相手かどうかはさておいても。
それを見かけて「おもわずとめたまなざし」だぜ。昼ドラで片平なぎささんが演じてそうじゃないか。
師匠
最後の歌詞が最高すぎて、怒られそうだけど貼る。「夜更けまでに帰るわ 新しい愛にい抱かれて そっと届いた黄色いバラは テーブルにおきざりにして」黄色のバラだぜ、感情乱れすぎだろ。
そしてこの裏には自分にも「帰る場所」があるわけじゃん。あの日の素敵すぎる日から再会しても、もうなびかない決心がある・・・(けどきっと絆されてしまう弱さ)もあるじゃん。
かおり
そうなのよね。ドラマのワンシーンとして入れ込みたいシチュエーション。曲が綺麗だし、すごく素敵なんだけど、歌詞を読むと印象が変わる曲。
だからこの店はやめられないのよね!師匠!ワイン!ワインを!
師匠
そうね、実際には「そういうこと」が全く起きないけど、曲の中やドラマの中を見て想像力たくましく想うのはいいことだと。あんなことこんなこと想像するのは中学生みたいだけどな。
お嬢!ワインは2杯までだぜ。

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