【1994年】everybody goes-秩序のない現代にドロップキック- Mr.Children~変われなかった日本と変わった日本の定点観測ソング
あの一曲をトーク
1994年
冬
12月
Mr.Children
師匠
たまオネ
トミー
目次
everybody goes-秩序のない現代にドロップキック-
クラスメイト
1990年代の曲って、逆に1970年第80年代の楽曲より「古さ」を感じてしまうことがあります。それは30年以上前の世相と今が繋がっている実感があって、あまり変わっていなかったり理解できるからこそなのかもしれません。
今日はカクテルじゃねぇな。
安ウイスキーをロックで煽るほうがいいよ。そのくらいこの曲は堪える。
木曜日のタマネギ - 楽曲検索:everybody goes-秩序のない現代にドロップキック- Mr.Children
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everybody goes-秩序のない現代にドロップキック-
やっぱりこの曲の歌詞はヤバイよな。タイアップがつかなかったのは歌詞が少し過激だ。
30年前と今があまり変わっていない感じがするのが残念なのかもしれん。
サラリーマンは今も勤勉で、地方から可愛い女の子は上京して女優目指すが枕営業、娘は娘で外で何やってるかわからんし、ヒットチャートはろくでもない(笑)
まぁ、ヒットチャートを揶揄するのは自らの楽曲がやたら売れた裏返しなのかもしれんが。
そうね。
🧠 歌詞のヤバさ(今聴くとさらに刺さる)
師匠の言う通りで、
・社内でインスタント飯のサラリーマン
・上京3年、夢と現実の間で“身体を使う”女の子
・教育ママ vs デートクラブ娘
・ヒットチャートへの露骨な悪態
これ全部、
👉 「昔話」じゃなくて「今も普通にある話」
なのが怖い。
特にここ👇
「皆(みんな) 病んでる / 必死で生きてる」
90年代当時は
「ちょっと過激」「皮肉効いてる」
だったのが、今だとほぼドキュメンタリーなのよね😅
なにー、いや、うちの娘は大丈夫だぞ。
この曲エグいって。メロディはポップだし、サビで拳振ってさ、爽快感すらあるじゃん。
でもな、よくよく歌詞見ると現代への無差別攻撃だもんな。
これぞ「everybody goes everybody fights」ってなもんだ。
everybody goes~秩序のない現代にドロップキック~ Mr.Children1994/12/12 (4:35) 1374953750
発売:1994年12月
「everybody goes-秩序のない現代にドロップキック-」Mr.Children
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿・小林武史
編曲:小林武史・Mr.Children
まぁ、失われた30年みたいにはいうけど、実際この曲は「変われなかった日本の定点観測ソング」ではある。
組織に潰されかけてるサラリーマンは「派遣」の形でブラック化
夢のために身体使う女の子だけじゃなく、実は男の子もそうだったってのが表面化
家族前と外の顔が違う女の子だって、SNSで見せる顔は多分家族の知らない顔。トミーさんの娘さんもね、多かれ少なかれそういう面はあるさ。でも知らないほうがいいんだ。
師匠の言う通りで、この曲って、
📘 英語詞の“逃げ場のなさ”
があるんだよ。
あの英語、ひねりがない分、残酷なんだ。
・everybody goes → 行かされた
・everybody fights → 戦わされた
・everybody knows → 分かってた
・everybody wants → でも欲しかった
で、続くのが
でも No No No No / 皆 病んでる
つまり
「分かってて、望んで、やって、それでも違った」
そして、自分が家庭を持った後に、あの批判してた教育ママやデートクラブの娘や社長と寝る女の子が「他人事」のような気がしないんだよな。
あれを批判してたはずなのに「社会をまわしていた側」になってしまったってな。
うちの娘は違うぞ!!!
あはは。結局この登場人物はみんな「望んだ人生になっていない」が、まぁまぁ満足できる形にはなってる。「頑張った」という言葉だけで自分を納得させる努力はできる。
不満はあれど平和な世の中だったってことなんだろうな。オレたちもなんのかんの生きていられたってことを喜ぼうじゃないか。
クラスメイト
クラスメイト Mr.Children1994/12/12 (5:27) 1374953750
「クラスメイト」Mr.Children
作詞:桜井和寿
作曲:桜井和寿
編曲:小林武史・Mr.Children
カップリング、これさぁ、桜井さんは格好いいし優男というかモテるわけじゃん。成功を収めて金も持ってる。
でも彼女はあくまでも完全にコロッとは行かないってのも見えて、そこで踏みとどまれよって「彼氏目線」で見ちゃうんだよな。
🎓「クラスメイト」という仮面
タイトルがもうズルい。
「ただのクラスメート」そう呼び合えたあの頃は a long time ago
これ、
**“不倫(もしくはそれに限りなく近い関係)をロマンに変換する魔法の言葉”**だよな。
・昔から知ってる
・偶然の再会
・気づいたら急展開
はい、女の子コロッと行くかも三点セット完成✨
🧠 桜井くんの“危険な優しさ”
師匠の言う通りで、桜井くんモテるし金持ってるからなぁ
これが効いてる。この歌の語り手、
✔ 相手を責めない
✔ 事情を理解してるふり
✔ でも決断は相手に投げる
一番ヤバいタイプ。
「ねぇ 何もかも委ねてくれないか」
これさ、
愛の告白じゃなくて責任の放棄なんだよね。
でも、この娘、週末を過ごして、やることはやってるけど、でも、月曜の朝には帰るんだよね。
戻る場所があって、自分の中ではルールがあるんだろうな。まぁ、日曜の夜に浸って月曜の朝におさらば。彼女は日常に戻っていくが、桜井くんは取り残された。桜井くんは非日常。
なるほどな、当時はまだ女性のキャリアはかなり儚くて、そりゃ金持ってる優男のところにいるのが楽かもしれないけど、彼女はそれを選ばなかった。ちゃんと月曜の朝に職場に戻るんだよ。
自由人たるミュージシャンは月曜の朝から動く必要はない。ベランダから動き出す街を見るだけ。
男の子はその自由人に憧れるが、でも、その自由の裏の大変さもこの歳になるとわかるからな。
今ならYoutuberがそれかな。あれだって裏は大変だぜ何時間も撮って何時間も編集して毎日更新しなきゃフォロワーはすぐ消えていく。
この歌の彼女は逃げてないんだよね。
優しい言葉をくれる金持ち自由人の誘いを断って月曜の朝に職場へ戻る。
これ、1994年という時代を考えると、相当な覚悟だと思う。
当時の女性のキャリアって結婚で途切れる前提もあるから「続ける」だけで戦い。
この歌詞の彼女は「楽な居場所」を選ばないのよ。
一方で男の子はどうか。 街は動き出すのに、自分は動かない。
自由って、「自分から動かないと何も起きない状態」でもあるのよね。
🧠 この曲の本当の残酷さ
「クラスメイト」が刺さる理由って、
・誰も悪くない
・誰も間違ってない
・でも、どちらも幸せにならない
って構造なんだよね。
だから
月曜の朝に戻る彼女が、いちばん強い。
そう思うと30年の時は変わらないようで変わっているともいえる。今60代で政権にいる総理大臣だって当時若くてキャリア積んでたと思うとさ。
実際は都会で権力持って、金持って自由なのが一番強い。でも、1990年代当時に風当たりが強い中で頑張った人たちが今を作ってると思うと、そんじゃそこらの男じゃ歯が立たんよな
そうだな。もしかすると「優男になびいていた」人生もあったかもしれないと思ったらな。月曜に職場に行ってくれてありがとうだ。
30年の変化といえば逆に言うと女性が月曜に職場に行くことを説明しなくていい世の中になったのかもしれん。「どうせ腰掛けだろ」「結婚したらやめるんだろ」って言われてきた女性たちが頑張って地位を確立したこともあるんだよな。
男も女も勤勉で頑張った人を評価する世の中になってきたなら嬉しいことだよ。
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