【1977年】逆光線 Char
~消耗戦を戦って「ただやせるだけ」
あの一曲をトーク
1977年
冬
12月
Char
師匠
アイ
かおり
冬至が近くなりますと夕暮れが早いというか、まだ日中って時間帯でも「夕日」逆光のなか車を走らせるのが辛い日々になります。
逆光って色も表情も見えなくて輪郭だけが露わ。だから逆光の中でおぼろげな話をするのは冬。
今日は少し寒いんでホッとなカルアミルクをお出ししましょう。
木曜日のタマネギ - 楽曲検索:逆光線 Char
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逆光線
冬の別れは辛いわね。寒さが余計に身にしみる感じ。この別れは雪の中っぽい。白さがある。
「愛の出口」ってフレーズの曲は結構あるけれど、どこを出口と定めているんだろうな。
結婚は出口というより入口だし、別れは出口だろうけど綺麗な別れはないもんな。
「愛の出口」は思い出が完結する場所なのよ。幸せだったとか、失ったけど意味はあったよねとか、出口というからには少なくとも自分は納得してる状態じゃないと「出口」じゃないのよ。
逆光線(シングル・オンリー)
Char
1996/1/1 937229965
発売:1977年12月
「逆光線」Char
作詞:阿久悠
作曲:Char
編曲:佐藤準
「ただ お互いに傷を負い ただ やせるだけ」僕は少し痩せたほうが良さそうだけど、続けるのがしんどいという別れなんだろうな。続行もしないし完結もしない。
でも、最後に一度抱きたいのはちょっとズルいな。抱いたら別れづらくなるし、自分も相手も辛くなるじゃん。
少なくとも男の人は女の人を嫌いじゃなかったし、心の底では別れたくないよね。でも、女の人は早い所別れ話して温かいところに行きたい感もあるよね。
ははは、だから「ふり向くな そのまま行けよ 手をふるな 走って行けよ」って言いながら振り向きもしないし、でも振らなかったらめちゃめちゃ落ち込むやつだ。見苦しいが格好つけたいんだよ。
この曲は人を美化しないけど、切り捨てもしないのかもね。どこか未練を残して、抱いたり手を降ったりはしてほしいし、その結果を教えてくれない。
そして泣きのギター、やっぱりギタリストcharさんなのよねぇ。もう飲まずにやってられないのよ。
Charさんは歌謡曲ロック的な立ち位置が実際は辛かったとも思うんだけど、でも、その中でこういう曲が残ったのは嬉しいことだよね。ギターが語るってやつよ。
引き止めたら負け、見送れたら勝ち。別れを物語にして少し格好つけさせるのも阿久悠さんなんだろうな。
TOKYO NIGHT
B面は英語!格好いいじゃん。やっぱりこうじゃなきゃ。で、なんて歌ってるの?
じゃじゃーん。えっ、英語の翻訳?まかせてまかせて!えっと・・・
要約すると、ほぼこれだけ👇
・六本木に来た
・女の子多い
・ナンパした
・ビンタ食らった
・タクシー飛ばして赤坂
・でも東京の夜サイコー
・昼は知らん、夜だけな
……以上(笑)
TOKYO NIGHT
Char
2006/8/21 1120109589
「TOKYO NIGHT」Char
作詞:Char
作曲:Char
編曲:Char
以上って、いやたしかにそう歌ってるよなぁ。特段物語性はない。これ、今だとSNSに上げてる「東京の夜」だもんな。
文法なんか関係ない、英語っぽく歌って都会でいい感じ!だ。
あはは。A面で愛の出口を語って、B面で女の子ナンパしてるのか!
そうね、You never say good-byeって言ってるから、ちょっと深読みすると
・別れが軽い
・名前も聞かない
・また会う約束もしない
って感じ。何も始まってないから、別れもない。一夜限りって感じですらないのよね。
でも、この曲、本当はCharさんのやりたかった曲なのかもしれないな。メッセージ性より語感を重視して、ギターで夜を楽しむってことをひたすらに「この夜に」って歌ってるんだよ。若さとかナンパしてひっぱたかれた男とか、夜の混沌さが正義なのかもしれないな。
実際にはそういう街を見ているって感じなのかもね。50年前の六本木も外国人が多かったかもしれないけど、今はインバウンドでやっぱり異国の言葉が流れている。
でも結局夜の街は変わらない。
さらにSNS的なYou never say good-byeなのかもしれないよな。フォロワーが気がついたら少なくなってる感じだ。別れの言葉もない。でも、昼の顔じゃない夜の顔、別の顔を見せたいんだよ。
そうね、ねぇねぇ、アイちゃんでてきたからもう一件行くよ!
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