【1981年】ツッパリHigh School Rock'n Roll(登校編) T.C.R.横浜銀蝿R.S.
~1980年代日本の非行少年が、 通学途中に社会規範から逸脱しつつも、 日常的行為を反復する様子を描いた作品

あの一曲をトーク 1981年 1月 T.C.R.横浜銀蝿R.S. 師匠 メグ かおり

目次
  1. ツッパリHigh School Rock'n Roll(登校編)
  2. I LOVE 横浜
ははは、サブタイトルはたまオネが冗談として出してきた、真面目なAIならこんな説明をするだろうというお言葉ではありますが、2分18秒で昭和ヤンキーの朝ルーティンを再現するドキュメンタリーとしたら最高傑作と思うのであります。

木曜日のタマネギ - 楽曲検索:ツッパリHigh School Rock'n Roll(登校編) T.C.R.横浜銀蝿R.S.
https://www.thursdayonion.jp/search.php?mid=T9PsQ%2FbI5b%2FmuWmdXVtUK0S1pNA1a0hakqZR9EuoJjk%3D

ツッパリHigh School Rock'n Roll(登校編)


メグ
ねぇねぇ師匠!この曲全く歌詞の意味がわからないんだけど、当時の人はみんなわかってたの?
師匠
あー、それはかおりさんのほうが適任(笑)僕は田舎の真面目学生だったからね。

ツッパリHigh School Rock'n Roll(登校編)
T.C.R.横浜銀蝿R.S.
1981/1/12 (2:15) 1488308698

発売:1981年1月
「ツッパリHigh School Rock'n Roll(登校編)」T.C.R.横浜銀蝿R.S.
作詞:タミヤヨシユキ
作曲:タミヤヨシユキ
編曲:タミヤヨシユキ
かおり
あら、人聞きが悪い。私もくるくるパーマとかしない真面目な学生だったんですよ。
・ドカン=土管のような太いズボン
・ヨーラン=洋ラン/長ランの裏地がサテン生地で虎とかの刺繍が入ってるもの
・リーゼント=説明不要(でも今は死語)
今日も元気に起きたので、土管のような太いズボンを履いて丈の長い刺繍の入った学生服を着て、リーゼントに頭を整えて家を出ます!って訳になるかな。
師匠
「ソリも入れたし弁当も持ったし」って
ソリ=髪の毛の生え際の剃り込み
校則違反どころか臨戦態勢だな。
しかも
「弁当も持ったし」
ここ、妙に家庭的なのが横浜銀蝿の肝。不良だけど、昼飯は母ちゃん作。
当時の世論によくあった不良少年の家庭環境を問題視されつつ、ちゃんと母親の弁当を持って出ているって家族愛じゃないか(笑)
ちなみに僕の世代だと長ランは流行らなくて、短ランだった。
メグ
長めの引きずるスカートでくるくるパーマの女の子ってのが今じゃコントでしか出てきませんよ。
「人にはそれぞれあった道ってもんがあるんだよ」ってセリフがもう、笑いすぎておなかいたい。1秒もたたないうちに「マブい女いるじゃんヨー」ですよ。哲学から一気に落ちるじゃないですか!
かおり
電車のトイレの中でタバコ吸うのも、今じゃ火災報知器付いてるからできないよね。
1980年代だと電車は禁煙じゃなかったからタバコ吸うのは普通のことだけど、制服じゃ堂々吸えないからトイレってのも説明しないとわかりにくいよね。
Happy Timeでタバコ吸ってるんだなぁってわかるのも、もうこの年代より上じゃないと。
あと、「とっぽい兄ちゃんとガンのくれあいとばしあい」とか歌ってるけど、抗争も事件も起きずに結局ただ遅刻して呼び出し食らうってあたりが日常。
師匠
これ、不良の一日なんてこんなもんってセルフパロディだからな。メグちゃんには「とっぽい」も説明しなきゃならん(笑)「不良っぽくて生意気な様子。」って辞書に出てるな。
メグ
「学校までは猛ダッシュ」って一応遅刻しないように頑張ってるのが真面目なのよね。
ねぇねぇ、学生服を「学ラン」っていう理由は何なの?
師匠
一応オランダ説が強いらしい。「ラン」=オランダの略
明治期に入ってきた西洋式軍服がルーツ
・学生用の詰襟制服→ 学生用オランダ服=学ラン
そこから裏に刺繍入ってサテン地で「洋ラン」って、西洋要素はあまりないんだがな。
リーゼントも多分ポンパドールの誤用だろうけど、わかりゃいいんだよ(笑)
そういえばパンチパーマじゃないんだな。さすがにパンチパーマは当時でも少しやりすぎだ。

I LOVE 横浜


メグ
B面は横浜スキスキなのね。デートな一日を妄想できる。
知ってる英語並べてみましたって感じがまた最高。

I LOVE 横浜
T.C.R.横浜銀蝿R.S.
1981/1/12 (3:00) 1488308698

「I LOVE 横浜」T.C.R.横浜銀蝿R.S.
作詞:翔
作曲:翔
編曲:タミヤヨシユキ
師匠
完璧すぎるデートコースではあるけれど、だんだん怪しくなってくるんだよな。
「そんなにNowじゃないけれど 気軽に行けそうな街角」当時「ナウ」な街はやっぱり東京になるんで、横浜は今ほどはデートに適した街じゃなかったってのもあるよな。
今の赤レンガ倉庫のあたりは現役施設だから線路と貨車しかなかった(笑)「あぶない刑事」のロケ地になったのは1986年以降だからまだ観光地ですらなかったんだよ。
かおり
そうそう。横浜は今は観光イメージが強いけど、暮らしと仕事が密接した、結構普通の街だったのよ。
不良イメージも強いしね。だから「一度いらしてみらんしょ」って半分ジョークで半分は地元愛。
メグ
「最高気分じゃ~~~ん」って連呼するのも、もしかしたら気に入ってもらえないかもって不安を誤魔化してる感もあるよね。「想い出ドッサリ」は多分自分たちの思い出。
でも、そういう地元が好きってことを伝えていくっていうのも大事なことだよね。
昔の曲はタイムカプセル。当時の世相を考えながら聴くと面白い。
かおり
はぁ!お酒飲みたくなってきた!師匠!ワインを!
師匠
お嬢、そういうかと思って横濱ワイナリーのワインを仕入れておいたよ。都市部のワイン醸造って消費地が近いってのもあるんだろうね。
みんなで開けよう。

【1994年】もう誰の目も気にしない MANISH 同じカテゴリの記事 【1973年】女の子なんだもん 麻丘めぐみ
top