【1987年】City Hunter 〜愛よ消えないで〜 小比類巻かほる
~普通にシングルとして成立するアニメ主題歌
あの一曲をトーク
1987年
春
5月
アニメ主題歌
小比類巻かほる
師匠
リョウ
かおり
目次
- 急に大人の時代のアニメ主題歌「City Hunter 〜愛よ消えないで〜」
- 世界観を壊さないB面「What's Goin' On」
アニメ主題歌がアニメの声優さんが歌ったり、強いぞ負けないぞ~みたいな歌詞じゃなくなって、一般的に聴いてても違和感がないし、むしろ格好いいって時代の変化。
シティ・ハンターがギャグ要素も恋愛要素もハードボイルド要素もあって塩梅が良かったってのもある。最初からアニメ主題歌として制作されているのにちゃんと格好いいんだよ。
今日の一杯は「City Light」
イメージ:
東京のネオン。夜明け前。
レシピ:
ジンベース
グレープフルーツジュース少し
トニック控えめ
最後にライム
派手じゃない。でも後味がシャープ。
「朝になれば消える都会の光」
ノンアルでも少し格好良くできるでしょ?
木曜日のタマネギ - 楽曲検索:City Hunter 〜愛よ消えないで〜 小比類巻かほる
https://www.thursdayonion.jp/search.php?mid=4LNRRemZ2HU9Ic%2B69NfHVQReqB1H39YE0xLC8PJX1m8%3D
急に大人の時代のアニメ主題歌「City Hunter 〜愛よ消えないで〜」
アニメ見てなくても普通に「格好いい曲だな」って成立する。
これ大きいですよね。
カラオケでも「アニソン歌ってる感」が薄い。
小比類巻かほるさんの声も大人。
「都会」ってキーワードよね。
1987年の「東京の夜」って感じ。
そのものっていっていい。
少し孤独で、でも恋を信じたい。
「朝になれば City Light いつでも消えていくけど」
これ、好き。
都会の恋って、朝になると夢が終わる感じある。
City Hunter 〜愛よ消えないで〜
小比類巻かほる
2014/1/29 (4:04) 1537215955
発売:1987年5月
「City Hunter 〜愛よ消えないで〜」小比類巻かほる
作詞:麻生圭子
作曲:大内義昭
編曲:戸塚修
読売テレビ系全国ネットテレビアニメーション「シティーハンター」オープニングテーマ曲
しかも『シティーハンター』って、世界観が絶妙なんだよ。
冴羽獠って、基本スケベでギャグ(笑)でもいざとなると超強い。
香との関係も、恋愛なのに恋愛じゃない距離感。
だから主題歌も、ベタなラブソングじゃなくて、「都会の切なさ」になるよね。
そうそう。大人になって単行本見返したり、アニメ見直すとさ。
子供の頃はギャグ漫画として見てたのに、その裏側の格好良さとか
苦しさとか切なさとかも含めて2度楽しめるってのがある。
「ドアの数がふえるほどに 隣りは遠くなってくね」って、最初意味がよくわからないけどさ、
都市生活の比喩かなって。
マンション、オフィス、都会。
人は近いのに孤独。
しかしその中で、「あなただけは私を 判ってくれていた」という「唯一の存在」を歌詞で描く。
シティーハンターの「孤独な大人たち」というのは裏テーマ的にあるよな。
というか、当時ジャンプに連載されたときはギャグ要素少なかったらしいね。
やっぱり読者層と物語が釣り合わなかった。
なので、おとなになって読むと違った感想になるのはよくわかるよ。
そしてアニメは多分当時から物語として原作と別の物語になってたりするし、
やっぱりテレビは制約が多いからね。
でも、女性から見ても嫌じゃないセクハラ(しかもその後罰を受ける)になってるのがすごいよな。
練られて作った感がある。
そうそう。きっちり登場人物がエロいのよ。でもアニメだから一線引かれてる。
きっと当時ドギマギしたオトコノコが多かったと思うのよね。
そのアニメの第一シリーズなわけじゃん。うまくいったからその後2・3と続いていく。
この小比類巻かほるさんとエンディングのTMのGet Wildが最初の世界観を決めた大事な要素だったんだよね。
音楽がちゃんと格好いい、そしてヒットしたって事実が大事だった。
当時EPICがアニメ関係の楽曲を出すってことも驚きだったし、曲が頻繁に変更になるっていうのも珍しかったよね。
楽曲がアニメを盛り上げ、アニメが楽曲を盛り上げる相乗効果な関係の最初かもしれない。
タイトルの「愛よ消えないで」って、切ないよね。
強い歌じゃなくて、「失いたくない」歌。
だから世代を超える。ただ格好いいだけじゃない。
ちょっと情けなくて、ちょっと優しい。
そのオトコノコを「冴羽獠」に投影してみちゃうのよ。
強くて優しい男性の理想の最終形かも。
世界観を壊さないB面「What's Goin' On」
シティーハンターのアニメプロジェクトって、相当練られたんじゃないかと思うのがB面なんだよ。
エンディングテーマはTM NETWORKで決まってたんだろうから、この曲は毎回は使われない。
でも、シティーハンターで気に入ってレコード買った人はこのB面も格好いいと思うんだよ。
WHAT'S GOIN' ON
小比類巻かほる
2019/2/27 (4:22) 1537215955
「What's Goin' On」小比類巻かほる
作詞:小比類巻かほる
作曲:大内義昭
編曲:戸塚修
ほんと。ちゃんと都会の夜を想像できる内容になってるじゃない。
シティーハンターの中のどのシーンで出てきても成立できる。でもほとんど使われない。
でもね、きっと、レコード買ってこの曲聴いたら「買ってよかった」って思うと。
女の子を鼓舞しながらね。
あと、女の子がクルマを運転することに不思議がない時代だってのもあるよね。
「次のカーブ切れば あの日に戻れなくなる」ここ、めっちゃ『シティーハンター』っぽい。
アニメの二人は恋愛しない。空気を出してて、周りはわかってるのにしないわけじゃん。
だから世界観合うんだよな。
アニメからレコード買った中学生とか、「あ、ちゃんとシティーハンターの空気だ…」って安心する。
そしてそれを、ちゃんと小比類巻かほるさん自身が書いてる。
本人もちゃんとプロジェクトに参加して、作られた歌を歌うだけじゃないってことだよね。
小比類巻かほるさんのファンも安心して聞けるし、アニメや原作ファンも裏切ってない。
そして、そういう新しい手法が使われる中で「昭和」が終わる。
がらっと今までの価値観ややり方が変わっていった時期なんだろうな。
なので、古さを感じにくくて、今でも見る人聞く人が納得しちゃう。
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