【1977年】てぃーんず ぶるーす 原田真二
~A面でぶん殴られて、B面でさらに未来を見せられる
あの一曲をトーク
1977年
秋
10月
原田真二
師匠
たまオネ
トミー
メグ
リョウ
アイ
目次
- 「若さ」だけじゃない哀愁を感じる「てぃーんず ぶるーす」
- B面「ANGEL FISH」は新しすぎる
それにしても10月なのに寒いねぇ。
10月末といえば原田真二さんのデビューシングルだよね。この衝撃、子供だったけど凄く新しいなぁって思ってた。
今日オススメはギムレットですかねぇ。
ジンの辛口な感じとライムの酸味で「若さ直球」ってかんじじゃない?量は少なめだけどロックグラスで出したいな。
木曜日のタマネギ - 楽曲検索:てぃーんずぶるーす 原田真二
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「若さ」だけじゃない哀愁を感じる「てぃーんず ぶるーす」
原田真二さんのデビュー曲。このあと1ヶ月毎に3枚のシングルを発売して「トリプルシングル企画」だったみたいね。やっぱり曲はすごく新しくて、言い方は悪いがそれまでの曲が急に「古臭く」聞こえてしまうくらい画期的だった。
てぃーんず ぶるーす
原田真二
1977/10/25 (3:47) 265769905
発売:1977年10月
「てぃーんず ぶるーす」原田真二
作詞:松本隆
作曲:原田真二
編曲:鈴木茂・瀬尾一三
フォークみたいな極端なメッセージ性や泥臭い感じもないし、中島みゆきさん的な切実さもなくて、いきなり都会的でおしゃれなんだよな。
若さと哀愁、それをひらがなで表記するのも含めて、少し今までの音楽をおちょくってる感もある。
歌詞は松本隆さんなんですね。この歌詞すごくないですか?「都会が君を変えてしまう 造花のように美しく 渇いた君はぶるーす」って、なんか大人の説教みたいなのに、納得させられちゃう…。まだ10代の子が歌ってたって信じられない。
わかるわ〜!これ、新人なのに妙に説得力あるんだよな。普通なら「お前も子どもじゃん」ってツッコミ入れたくなるとこなんだけど(笑)でも、声とメロディが切なすぎて「はい、その通りです…」って飲まされちゃう。
でも顔は可愛いしどこかアイドルなんだもんな。
原田真二さんのどこか青さを残した一行が効いてるんだよ。「ジェームス・ディーンまねながら」とか、まさにそう。まだ未完成な部分をプロが研磨して、都会の匂いをまとわせた。結果、聴く側も「自分の青春」として共感できるんだよな。
ちゃんと歌詞が別れなのに、曲が持って行っちゃってる感があるのよ。よくよく歌詞を読んで初めて背景を知ってもう一度いい曲だなぁ、格好いいなぁって思うの。当時のリスナーはきっと、もう次の曲を聴きたくて仕方がなかったし、関係者も「次の曲をすぐに出したい!」って推せたのよ。
B面「ANGEL FISH」は新しすぎる
まず、1977年に熱帯魚を家で飼うなんて趣味はほとんどなかったろう。せいぜい金魚かメダカくらい。松本隆さんが熱帯魚飼ってたのかどうかはわからないけれど、今までの歌謡曲との決別みたいなのがこの曲からも見えるんじゃないかな。
ANGEL FISH
原田真二
2007/10/24 (4:18) 265769905
「ANGEL FISH」原田真二
作詞:松本隆
作曲:原田真二
編曲:鈴木茂・瀬尾一三
「Woo-La! 」なんてフレーズで始まるのも洋楽だよな。そもそも「ANGEL FISH」なんてタイトルが異端すぎる。A面でぶん殴られて、B面でさらに未来を見せられる感じ。
「浮かぶ僕 沈む君 すれ違ってく夜の中」って今聞くと格好いいフレーズ。浮遊感があって気持ちよくなっちゃうんですよね。
B面ってあまりラジオでもかからないからA面以上に格好いい!ってびっくりするしかないんだよな。この2曲も含まれる1978年に発売されたファーストアルバム「Feel Happy」はオリコンアルバムチャート初登場で1位。これも記録だ。
1977年って「渚のシンドバッド」な時代じゃないですか。「アアア ア!」って始まって振り付けで大人も子供も楽しくなる中で、洋楽テイストビンビンって、当時の人は時代の変化を感じたんだろうなって思いますね。
そう思うと20年周期くらいに画期的な音楽が出てくるのかもな。僕の年代だと1998年の宇多田ヒカルさんはそれまでの音楽が急に古く聞こえるくらい新しく感じたし、僕らのおじいちゃん世代が度肝を抜いたビートルズがデビューしたのは1962年。
もしかしたらあと2、3年もしたらAIが見たことも聞いたこともない音楽を出してくるのかもね。次は「この発想は人間には無理だろう」って音楽が出てきても不思議じゃない。
でも、原田真二さんが出てきたように、人間が新しい音楽を作るのも見てみたい感じはするよな。
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