【1990年】Shy Shy Japanese 東京少年
~チャンスタイムはそこら中!

あの一曲をトーク 1990年 11月 東京少年 師匠 トミー かおり キャンペーン(スキー)

目次
  1. イガグリ頭のShy Shy Japanese
  2. MOMENTAUFNAHMEN(8.29 SHIBUYA-KOKAIDO LIVE VERSION)
政治が変わるときって、それ以外にもいろんなことが変わっていく気がします。
バブルが崩壊したといわれた1990年、湾岸戦争があったり、北朝鮮問題があったり、そんな中でも人々はまだまだ浮かれていたし、スキーにも行っていたのですよね。

今日は、ちょっと強めのカクテルをお出ししましょうか。
スコッチ・オーレ
・スコッチウィスキー
・カルーア
・牛乳
見た目も味もマイルドですが、結構きますよ(笑)

木曜日のタマネギ - 楽曲検索:Shy Shy Japanese 東京少年
https://www.thursdayonion.jp/search.php?mid=a6YanbBah34skwYF9RQaSJqCgF64wFdsLFQls9fjTGM%3D

イガグリ頭のShy Shy Japanese


かおり
師匠!今回もスキーなのですね?新幹線でレンタルでうえーい(笑)だったのに、こっちはちゃんとウエアとセットで揃えて夜行バスで行く感じじゃないですか?
師匠
そうなんだよね。今は本当にスキー人口が減ってしまって、スポーツショップもなかなか苦しいようだけど、当時は毎年新作でCM打って、バンバン売れていた時代。前年がGO-BANG'Sの「あいにきて I・NEED・YOU」だったんだ。
ちなみにアルペンはその後1993年から広瀬香美さんの楽曲が使われて定番化している。その前段階の模索期っていえるね。

Shy Shy Japanese
東京少年
1990/11/7 (4:14) 1609911527

発売:1990年11月
「Shy Shy Japanese」東京少年
作詞:笹野みちる
作曲:水上聡
編曲:東京少年
Alpen アルペン「スーパースキー」CMソング
かおり
でも不思議な曲ね。どこにも雪ともスキーとも出てこない。イガグリ頭のシャイな男の子が告白できないって歌ってるだけって。スキーで格好つけて彼女に告白!って前にスキーにすら誘えなさそうだもん。
師匠
そのあたりがCM用に描き下ろした曲じゃないことを物語ってるのかもしれないな。東京少年自体がもともと少しシャイな若者を押してるような、そういう作風だったから。
でも、スキーに行く「お友達」カップルが、ふとしたきっかけで恋人になるんじゃないかってワクワク感は感じられるような気がする。
トミー
ボーカルの笹野みちるさんって、少年感があるし可愛かったし、よく歌詞を読むと深いんだよな。
この曲、世相を反映した深い意味とかあるのかもしれない。Shy Shy Japaneseって主語が大きいじゃん。
かおり
そうか、周りに気を遣ってはっきり物が言えなかったり、イマイチ煮え切らない態度だったりっていう社会そのものにハッパかけてる感じもあるのね。「チャンスタイムはそこら中」だったんだ。
あの頃こうやってたらなぁってみんな思っちゃうよね。

MOMENTAUFNAHMEN(8.29 SHIBUYA-KOKAIDO LIVE VERSION)


師匠
何がすごいってカップリングなんだよ。
タイトルの 「MOMENTAUFNAHMEN」 はドイツ語で、直訳すると 「瞬間撮影」=スナップショット(snapshot) って意味なんだ。
トミー
なんか小難しいワード全開じゃないか。お経?って感じだよな。しかもライブテイク。
ポップなバンドが歌う?って感じで東京少年の一面を見た感じだな。
かおり
「出合いすら既に 産業に うんと組み込まれ」って、今聴くとSNS時代そのままですよね。1990年にこれを言ってたのはすごく早い。A面でモジモジして、B面で人間哲学を歌ってる感じなのよ。「届かぬ声が望むもの 平らな大地に 立つ 僕ら」社会批判が立ってる。これを聴いちゃうとA面も普通に字面で聴けないよね。
あー、もうお酒欲しくなってきた!師匠ワインを!

MOMENTAUFNAHMEN(8.29 SHIBUYA-KOKAIDO LIVE VERSION)
東京少年
1990/11/7 (6:43) 1609911527

「MOMENTAUFNAHMEN(8.29 SHIBUYA-KOKAIDO LIVE VERSION)」東京少年
作詞:笹野みちる
作曲:中村英夫
編曲:東京少年
師匠
あはは。
当時も既にSNSとはいわないまでもネットワーク的なものはできていて、電子メールなんかも使われてきているなかで、人間関係の機械化ってのを心配している、で、握手って最初の人間同士のふれあいみたいな部分ですら形骸化してると感じられるような。最後に「届かぬ声が 造るもの やがては 大地に 立つ僕ら」と締めるのも、やっぱり哲学なんだろうな。
トミー
この後笹野みちるさんバンド解散してレズビアンであることを公表してして休むんだけど、やっぱり考えすぎて、他人に気を遣いすぎて辛かったのかもしれない。
ラジオDJもされてて、番組は楽しかった思い出があるんだけど、どこかで孤立してて、それが歌詞に出てきたのかも。
かおり
もちろん今も偏見はあるかもしれないけれど、今って好きなことを公言しても「そーなんだ」で終わりだったりするじゃない?
音楽活動もインディーズで続けられるし発表の場もSNSもYoutubeもある。でもそういう雰囲気を作ってきたのはあの当時頑張って少しずつ発信してきた先人の努力なわけよ。
そう思ったらカップリングとはいえこういう楽曲を入れられたってすごいことなのかもしれない。
あー楽しくなってきた!
トミー、もう一件行くよ!「惚れてる弱味知ってホロリとさせるね」師匠!ごちそうさまぁ♪
トミー
ほえっ!ほぇぇぇぇ!師匠ごちそうさま!(かおりさんに引きずられて退場)
師匠
ははは。いってらっしゃいませ!まぁ、いいや、閉めるか。

【1984年】ビリーヴ 松本伊代 同じカテゴリの記事 【1979年】真夜中のドア/Stay With Me 松原みき
top